本場筑前博多織『森博多織』謹製、紗八寸なごや帯(全通)をご紹介致します。
八寸帯は芯を入れないで仕立てを致しますので、芯を入れて仕立てをする夏物の九寸名古屋帯と比べても、より涼しげな印象となりますので、お薦めでございます。
紗は通気性があるので涼感があり、また透けて見えるので光の波紋を作り、見た目にも涼しげな印象でございます。
博多の紗献上で盛夏の贅沢な和装をお楽しみ下さいませ。
博多織は西陣・桐生とともに日本でもよく知られておりますが、その起源は鎌倉時代にさかのぼります。博多の商人が宋(今の中国)に渡り、織物の技術を持ち帰ったのが始まりと言われております。
江戸に入り特定文様の帯を将軍家への「献上品」としたことから「献上博多織」として全国に広がりました。これが博多織の原点と言えるでしょう。
縦糸の本数が多く、太い横糸を強く打ち込む、縦糸で柄を織り出すのが特徴でございます。博多織は締め心地のよさには定評があり、末永く重宝して頂けるお品です。
涼しげな帯地は、少しベージュを感じるオフホワイト色のお色目でございます。
全体には、献上柄が織り上げられております。
シンプルな帯でございますので、さまざまなお着物に合わせやすく重宝いたします。
伝統的な文様の帯で、夏の装いをお楽しみ下さいませ。
名古屋帯とは、大正5年頃、名古屋の地で考案された事から、その名がつきました。
袋帯より使用する場所を選ばず、また締めやすく種類も豊富ですので、着物のおしゃれをする時には大活躍する帯でございます。
※当店のページに掲載しております、画像や文章の無断転載はご遠慮いただきますよう、宜しくお願い致します。
≪パールトーン加工について≫
パールトーン加工は、20年間のアフター保証付きでございます。
お着物の場合は下前の衿先の裏に、帯の場合はタレ先の折り込み部分に、
パールトーン加工済のタグがつきますので、そのタグが保証書替わりとなります。
それとは、別にハガキを一緒にお送りいたしますので、
それを投函していただきますと、無料でお着物の損害保険(5年間)にご加入いただけます。
お手入れは、パールトーンの扱いのある呉服店さんを通して、パールトーンさんの方に、
お品物を送りますと、簡単な汚れでしたら、無料でお手入れしていただけます。
(程度によっては有料となる場合もございます)
一般的な着物クリーニングに出されますと、パールトーン加工がとれてしまいます。
クリーニングをお考えの場合は、パールトーン加工はされない方がよろしいかと存じます。
パールトーン加工につきまして、詳しくはパールトーンさんのホームページをご覧ください。→こちら
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