多摩美術大学大学院美術研究科修了
駒井哲郎に銅版画を学び、 棟方志功・池田満寿夫の高い賞賛を得て作家活動を開始。
1975年 現代日本美術展ブリヂストン美術館賞受賞
1976年 東京国際版画ビエンナーレ展招待出品 (東京国立近代美術館)
1981年 リュブリアナ国際版画ビエンナーレ展招待出品
1985年 井上有一(書)、四谷シモン(人形)、 坂茂(建築) 等と共に「未来のアダム」展に招待出品 (企画/高橋睦郎)。
1990年 文化庁派遣 芸術家在外研修員として渡欧。
来日したジム・ダインより銅版画作品を、クリストよりオブジェ作品の賞賛を得るなど、 銅版画とオブジェの分野における第一人者的存在と称賛。
版画、オブジェ、油彩画の他にコラージュ、写真、詩、評論も手がける。
鋭い詩的感性と 卓越した意匠性を駆使した作品は、美術の分野において独自の位置を占めている。
2008年 ランボーを主題とした作品が、ピカソ、クレー、ミロ、ジャコメッティ、ジム・ダ イン、メイプルソープ等と共に選出され、フランスのアルチュール・ランボーミュージアム にて展覧会が開催される。
同年 Claude Jeancolas 著による「LE GRAND BLEU D’ARTHUR RIMBA UD」 (FVWEDITION 社) に、上記作家等と共に掲載される。
2010年 パリ市立歴史 図書館にて開催された「RIMBA UD MANIA」展に招待出品。
2011年 福井県立美術館に於て 約200点の作品からなる大規模な展覧会「北川健次―鏡面のロマネスク」展を開催。
2013年 野村喜和夫との詩画集「渦巻カフェあるいは地獄の一時間」を思潮社より刊行。
2014 年 「絶対 のメチエ―名作の条件」展 (ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション) に招待出品。
著書に「モナ・リザ ミステリー」 (新潮社)、「死のある風景」 (久世光彦との共著/新潮社) 、 写真集「サン・ラザールの着色された夜のために」 (沖積舎) 他がある。