本場筑前博多織『井上絹織』謹製、紗献上八寸なごや帯(全通柄)をご紹介致します。
博多織は西陣・桐生とともに日本でもよく知られておりますが、その起源は鎌倉時代にさかのぼります。
博多の商人が宋(今の中国)に渡り、織物の技術を持ち帰ったのが始まりと言われております。
縦糸の本数が多く、太い横糸を強く打ち込み、縦糸で柄を織り出すのが特徴でございます。
博多織は締め心地のよさには定評があり、末永く重宝して頂けるお品です。
しなやかな帯地は、オフホワイト色のお色目で織り上げられております。
全体には、黄色、薄紫家絽、黒色で献上柄が織り上げられております。
模様はややふっくらとした織になっており、上品で涼しげなお色目使いの大変素敵な帯でございます。
独特な風合いの博多織の帯で、お洒落な着姿をお楽しみくださいませ。
献上柄は独鈷、両子持、中子持2種の縞、華皿をあしらった模様が特徴です。慶長5年に福岡藩黒田長政氏から徳川将軍家に献上した事に由来する名称で、博多織の伝統的な文様です。
名古屋帯とは、大正5年頃、名古屋の地で考案された事から、その名がつきました。
袋帯より使用する場所を選ばず、また締めやすく種類も豊富ですので、着物のおしゃれをする時には大活躍する帯でございます。
※当店のページに掲載しております、画像や文章の無断転載はご遠慮いただきますよう、宜しくお願い致します。
≪パールトーン加工について≫
パールトーン加工は、20年間のアフター保証付きでございます。
お着物の場合は下前の衿先の裏に、帯の場合はタレ先の折り込み部分に、
パールトーン加工済のタグがつきますので、そのタグが保証書替わりとなります。
それとは、別にハガキを一緒にお送りいたしますので、
それを投函していただきますと、無料でお着物の損害保険(5年間)にご加入いただけます。
お手入れは、パールトーンの扱いのある呉服店さんを通して、パールトーンさんの方に、
お品物を送りますと、簡単な汚れでしたら、無料でお手入れしていただけます。
(程度によっては有料となる場合もございます)
一般的な着物クリーニングに出されますと、パールトーン加工がとれてしまいます。
クリーニングをお考えの場合は、パールトーン加工はされない方がよろしいかと存じます。
パールトーン加工につきまして、詳しくはパールトーンさんのホームページをご覧ください。→こちら
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