本場筑前博多織『松装織物』謹製、紋八寸なごや帯(全通)をご紹介致します。
八丁糸と呼ばれる生糸を使用し、越を持たせた経糸3000本の糸を筬で一筬に数十本ずつ詰め込んで織り込み、
さらにその上に先染のぼかし糸で織り込んでいる為、ぼかしの出方が不規則で独特の雰囲気を醸し出す760年の歴史に培われた逸品でございます。
重さが約340g前後(他の商品平均約550g前後)と軽量の為、春夏秋冬ご使用いただけます。
現在の化学染料では最も堅牢度の高い染料である含金染で、
染料を繊維内部まで浸透させて耐光堅牢度、摩擦堅牢度ともに4~5級の等級がございます(最高は5級)ので、
ヤケや摩擦にも強く、丈夫でございます。
ややコシのある軽やかな帯地は、淡藤色のお色目でございます。全体には、緑色、鉄紺色、白色などのお色目の糸が使われており、全体にグラデーションの織りになっております。やや透け感がございますので、袷・単衣・夏のお着物に合わせて、一年を通してお締めいただけますので、大変重宝してくれることでしょう。
博多織は西陣・桐生とともに日本でもよく知られておりますが、その起源は鎌倉時代にさかのぼります。
博多の商人が宋(今の中国)に渡り、織物の技術を持ち帰ったのが始まりと言われております。
縦糸の本数が多く、太い横糸を強く打ち込み、縦糸で柄を織り出すのが特徴でございます。
博多織は締め心地のよさには定評があり、末永く重宝して頂けるお品です。
名古屋帯とは、大正5年頃、名古屋の地で考案された事から、その名がつきました。
袋帯より使用する場所を選ばず、また締めやすく種類も豊富ですので、着物のおしゃれをする時には大活躍する帯でございます。
趣味の集い・習い事・PTAの集い・クラス会・観劇など、品のよい帯は活躍シーンも幅広いので、おしゃれ着物を存分にをお楽しみいただけることでしょう。
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≪パールトーン加工について≫
パールトーン加工は、20年間のアフター保証付きでございます。
お着物の場合は下前の衿先の裏に、帯の場合はタレ先の折り込み部分に、
パールトーン加工済のタグがつきますので、そのタグが保証書替わりとなります。
それとは、別にハガキを一緒にお送りいたしますので、
それを投函していただきますと、無料でお着物の損害保険(5年間)にご加入いただけます。
お手入れは、パールトーンの扱いのある呉服店さんを通して、パールトーンさんの方に、
お品物を送りますと、簡単な汚れでしたら、無料でお手入れしていただけます。
(程度によっては有料となる場合もございます)
一般的な着物クリーニングに出されますと、パールトーン加工がとれてしまいます。
クリーニングをお考えの場合は、パールトーン加工はされない方がよろしいかと存じます。
パールトーン加工につきまして、詳しくはパールトーンさんのホームページをご覧ください。→こちら
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